保育士は、保育園、託児所、学童保育施設等において、子供達の面倒を見るという職業です。保育士となるには、国家試験に合格し、保育士資格を取得する必要がありますので、求人への応募の際には注意が必要です。保育士の求人には、公立保育所が行う求人と、民間保育所が行う求人があります。最近では公立保育所の民営化がすすんでいるために、公立保育所の求人数は減少傾向にあり、かわりに民間保育所の求人が増加しているようです。
民間保育所の求人の条件は、公立保育所の求人に比べて待遇条件(給与や保険等)が良い場合が多いようです。ただし、待遇条件が良いといっても、もともと保育士の平均給与水準はそれほど高くないので、あまり過度な期待をすることは難しいと思います。超一流の私立保育所ならまだしも、普通の公立保育所に毛が生えたような民間保育所では、年間300万円程度がせいぜいだとは思います。求人の中にはこの水準より低いものもあるようなので、応募の前には条件をしっかり確認しましょう。
保育士はニーズが多く求人数も多いので、保育士資格さえ取得できれば、職に就けないということはまず無いと思います。但し、待遇条件がよかったり、人気が高い保育所の求人はすぐに埋まってしまうことが多いので、良い条件での就職がしたいのであれば、保育士の求人情報を日頃から良くチェックしておくことをお勧めします。最近では、保育士の求人に特化した求人サイト(ホームページ)もあるようなので、そうしたサイトで情報収集するのも有効な手段だと思います。